2009年9月7日月曜日

夏のイベント その3 サマーフォーラム@いわき

フラガールに感動。

昨年に引き続き、福島県いわき市のかしま病院を会場に、
家庭医療サマーフォーラム2009 in ふくしま@いわきが行われました。

今回の特徴は、
われわれComFamのメンバーから、医学生、研修医、ベテラン医師、
臨床心理士、リハビリ技師、行政、経済学者、オーストラリアの家庭医まで、
参加者がバラエティに富んでいました。
ディスカッションもいろいろな視点からの広がりがあり、おもしろかったですね。

初日は葛西教授の「ようこそ!家庭医療へ」「シネメデュケーション」から始まり、
後期研修医 若山先生ののCase of the Month「認知症の告知って?」のディスカッションで盛り上がり、
今回のFaMReFスペシャルへ。

一橋大学 国際・公共政策大学院 教授の井伊雅子先生から、
「家庭医が変える日本の医療」と題して、経済・政策からみた医療のお話をしていただきました。
医療の世界で仕事をしていると、国の経済や法律、政策について考える機会はあまりなく、
新たな視点が開けた貴重な機会でした。

その後、歓迎夕食会を行い、いよいよスパリゾートハワイアンズへ。
映画「フラガール」の舞台といえばわかる方も多いでしょう。
映画を見て、ショーを見るとまた感動します。ショーを見て、映画を見るとまた感動します。


2日目はCase of the Month 星先生「小児の虫垂炎」、田淵先生「日常診療における予防医療って?」
から始まり、二つ目のFaMReFスペシャルへ。

横浜市立大学付属病院総合医療センター リハビリテーション科 助教の若林秀隆先生に、
「地域でのリハビリテーションチームをどう作り育てるか」お話いただきました。
これまでリハビリについて学ぶ機会もなく、知識不足や不全感を実感している私ですが、
今ある人、物といった資源を把握したり、ネットワークを作ることで、
自分にもリハビリテーションの理念に合致した仕事ができるような気がしてきました。


充実した2日間はあっという間でした。
遠方から来ていただいた先生方、準備をしてくださったかしま病院のスタッフの皆様、
そして参加してくださった皆様、ありがとうございました!

今年のサマーフォーラムはこれで終了ですが、
この秋もFaMReF、そのほかでイベントを企画していきます。
ぜひ気軽に参加してください!