2007年9月23日日曜日

家庭医の家庭?

9月22日は、地域・家庭医療部の月例カンファレンス FAMREF の日でした。
郡山市の星総合病院で行われたようです。

・・・ようです。 と言うくらいですので、私は参加していません。

なぜなら、、、
出産する妻に付き添っていました。

20日の当直中に破水してドキドキして、
その後もなかなか分娩が進みませんでしたが、無事22日夜に産まれました。
男の子です。

仕事のない日に産まれてくれるなんて、最初から親孝行?な息子です(笑)


家庭医は「家族志向型」のケアを提供しますが、
妊娠、出産という家族ライフサイクルの変化によって、
家族メンバーには新たなストレスが生じます。
それを予測し、前もって対策を考えておくことによって、
スムーズに新しい家族メンバーを受け入れることができます。

そんなことで、今の私の家庭では、嫁さんにストレスがかかることは目に見えています。
嫁さんのお母さんにしばらく来てもらうことにして、
私の両親にもちょくちょく手伝いに来てもらうように頼んでいます。

そして、小児科研修を行っている自分。

家庭医のスキルは、自分の家庭にも役立ちますし、
自分の家庭の変化は、家庭医としての経験にも役立つと思います。


半分プライベート、半分真面目な話、でした。

2007年9月13日木曜日

インターネットTVカンファレンス

私の住む街も秋めいてきました。
研修を始めてからもう半年弱かぁ、と思うと、あっという間に感じられます。

さて、昨日は水曜日恒例のインターネットTVカンファレンスでした。

高速回線で各病院を繋ぎ、テレビに各会場の様子を映しながら、
横にあるパソコンでスライドショーも同時に見られる、というシステムです。

テレビに映る画像は、ワンテンポ遅れてはしまいますが、
それぞれのうなずき、表情などが分かります。
音声も全部同時に話すこともできます(そうするとよく分からなくなりますが…笑)。
なので、ディスカッションや会議も可能です。

カンファレンスの題材は、各研修中に出会った症例を参考にしたプレゼンテーションや、
EBMについて、各病院の専門医からの「家庭医に役立つ」レクチャー、などです。
ちなみに昨日は、私が「EBM ~Diagnosis その1~」と題して、
検査・診断についての論文をどう使うか、という内容でカンファレンスをしました。

もちろん、学び、という面でとても有意義なのですが、
週に一度でも、仲間達の顔を見ることができるという点で、
このカンファレンスに出ると、ちょっとホッとする私です。

2007年9月5日水曜日

サマーフォーラム

もう1週間以上経ってしまいましたが・・・


8月24日から26日にかけて、家庭医療サマーフォーラム in 福島 と題した イベントが行われました。


会場は福島県南会津町。
ホテルのそばはすぐゲレンデ(今は雪がない)で、
すばらしい青空が広がっていました。



葛西教授のイントロダクションから始まり、
ケンブリッジの先生方(リチャード先生、メイリン先生)の
レクチャー・ワークショップや、一戸先生(河北総合病院)の講演、
寿都診療所の中川先生の講演や、田中助教のレクチャーなど、
学びの面はもちろん充実していました。


私は英語が苦手なので、若干不安を感じながら参加していたのですが、
お二人の先生方ともに気を遣って話してくださったこともあるでしょうが、
レクチャー・ワークショップに参加して多くのことを学ぶことができました。
(少しずつがんばります、英語・・・)


それに加えて、トマト狩り、そば打ち、バーベキューと楽しみの面でも充実しており、
初めてあった参加者同士でもうち解け会い、いろいろな話をすることができました。
食べ物も美味しかったですし、何よりも取りたてのトマトは最高でしたね!!
(5個も食べた強者もいらっしゃっいました!!)


夏の週末を有意義に過ごすことができました。








学んでいるところの写真がないですが・・・ちゃんと勉強してましたよ!!