2007年12月16日日曜日

Jenny先生のFukushima tour & 来年のこと

今日は日曜日ですが、
そろそろお産がありそうなので、院内待機中の私です。

2週間の予定で滞在していたJenny先生、
昨日オーストラリアへ帰られました。
東京でのワークショップもありましたが、
ほとんどの日程を福島で私たちの指導・レクチャーなどに費やしてくださったこと、
大変ありがたく思っています。
私の病院にも来てくださって、研究の話や、臨床の話など、
アドバイスいただきました。

昨日の午前中には、私たちのFaMReF(Family Medicine Resident Forum)に
参加してくださいました。

私が症例提示(Case of the Month)の担当だったんですが、
Jenny先生がいらっしゃるということで、全編英語・・・
英語でのプレゼンなんてやったことなかったんですが、何とか通じたようです。
来年の2月にはオーストラリア視察があるので、もう少しレベルアップしておきたいな・・・


Jenny先生が帰った後、3期生として来年度私たちの仲間になってくれるであろう方の
教授との面接がありました。
昨日来てくださったのは二人で、他の日に面接した方もいるようです。
3期生に少しでも良い研修環境を提供できるよう、がんばっていきたいですね。
まずはオリエンテーションの準備をしなければ・・・

2007年12月11日火曜日

大学院特別講義

今日は小児科外来。
ここでは、まだインフルエンザの流行は来てないようです。
皆さんの土地ではいかがでしょうか?

さて、地域・家庭医療部に滞在してくださっているJenny先生ですが、
昨日は大学院の特別講義として「心不全の診断」と題してLectureをしてくださいました。
私も大学院生なので、午後から時間をもらい、福島医大まで行ってきました。

内容としては、医師が診断するまでの課程での検査の役割、
新しい検査が出たときの信頼性についての考察、研究方法、
実例として、心不全におけるBNPの診断特性について、でした。

勉強不足で、BNPが心不全の診断を除外するのに有用であること、
心不全の予後予測にも有用であることを知り、大変勉強になりました。

ちなみに、Jenny先生のクリニックでは約1日でBNPの結果が届くそうで、
オーストラリアの救急外来では、数十分で結果が分かるようになっているようです。
日本では結果が届くまで2-3日かかるんです、と言ったらびっくりされました。

ということで、大変勉強になった講義でした。
明日はTVカンファレンスでEBMについてお話しいただく予定です。


一つ失敗。
カメラを忘れて、写真を撮れなかったこと。

2007年12月5日水曜日

オーストラリアからのお客さま

こんばんは~!!

寒くなってきましたが、皆さん風邪など引いていませんか。



そして、イギリス視察に行った方々、おつかれさまでした。

すごく楽しそうですね★ブログの写真。

今度のFaMReFでの報告を楽しみにしています。



さて、今週はオーストラリアから家庭医の方が福島にいらしています。

オーストラリアはクイーンズランドにあるボンド大学で教育をしつつ、クリニックで家庭医としても働いているJennyさんです。

金髪の小柄な女性で、ちょっと日本語もしゃべれる可愛い方でした。

福島での滞在は会津からになりましたが、こちらでは月曜日に竹田綜合病院で行われたレジデントセミナーに参加していただきました。

このセミナーでは、もともと葛西教授が竹田綜合病院の初期研修医向けにレクチャーをされているのですが、今回はJennyさんがいらっしゃるので、後期研修医の高澤先生と私が英語でプレゼンをしました。

内容は、Jennyさんの専門である循環器に関するEBMにちなんで、心不全の2症例です。

Jennyさんにコメントをいただきつつ、改めて勉強しなきゃという気になりました。。



そして今日は、磐梯町保健医療福祉センターでの研修にも来ていただきました!

ふだんは外来研修をしているのですが、今日はちょうどセンター長さんの往診があったため、まだ往診に行っていない私とJennyさんが同行させていただきました。

外来は葛西教授と高澤先生におまかせです☆すみませんでした。

会津での往診は私は初めてだったのですが、わりと伝統的な造りの、大きなおうちが多かった印象です。軒先にはたいてい果物や野菜が吊るしてありました。

そして家族がいてちゃんと介護をしている。

たまたまそういう地域なだけかもしれませんが、以前いた東京では独居老人が多かったので、なんだか違いを感じました。

訪問先の患者さんをみて、Jennyさんがオーストラリアと同じ、と言っていたのがおもしろかったです。

介護が必要な高齢者や介護する家族の雰囲気はどこも同じなんですかね。

それにしても、帰りは雪がチラつくほど冷え込んだので、Summerなオーストラリアから来たJennyさんは少し寒そうでした。



これから県内を回られると思うのですが、ひとつプチ情報。

Jennyさんは海老が食べれません。

美味しいのに。



それでは、長々と失礼致しました。

2007年12月4日火曜日

イギリス視察(11月23日)

簡単に今回のイギリスでの活動内容を掲載したいと思います。

次回のFaMRefで細かいことはするので、写真中心・・・





11月23日(Fri)


Royal Colleague of General Practice(RCGP)のofficeへ。ここは、モルガンスタンレー創始者のモルガン、JF・keneddyもすんでいたという建物です。写真撮ってくるの忘れました。


Association Course Organizerの会を見学。この時の内容は、General Practitoner(GP)の来年度行う指導医教育についての内容を検討しているものでした。









次にLondon近郊のRCGPの研修センター見学。これは、高層ビルの19~21階の3フロアにわたるものです。イギリス全土の研修医が専門医の試験のためにやってきます。いくつもの診察ブースがあるのには驚き!
そのほか、在宅でのセッティング、受付まで備えてあるというすばらしいものでした。。。
日本に、こんな施設ができるのはいつの日か。。。
写真は増山先生です。








再び、RCGPオフィスに戻ってバーカウンターでビールをご馳走に・・・
日本だったら、学会のオフィスにバーがあるなんて考えられないですね~






夜は、Roger先生(前RCGP会長)、Richard先生(Cambridge University の医学教育アドバイザー、ハンチントンのGPレジデント教育コースorganiser(どのように日本語に訳したらよいのか・・・)など兼務)、北海道家庭医療学センター卒業生でロンドン大学留学中の富塚先生、地域・家庭医療部からは、今回の視察に参加した葛西教授、増山先生交え夕食会をしました。
ナイツブリッジにあったレストランですが、とってもおいしかったです!
ま、1ポンド235円なので、かなりのお値段しますが。
ちなみに、デザートは甘すぎて全部食べられませんでした。

11月24日に続く・・・








2007年11月29日木曜日

減量

朝起きたら、首が回らなくなっていました。
どうも寝違えたようで・・・

この地に赴任してからもう半年。
海沿いで美味しいものがたくさんあるこの土地に来て、
体重が増。

そして、11月初めに人生最高の数値をたたき出してしまい、
かなりショックをうけた私。
これじゃ、患者さんに「体重がいろんな病気の元凶なんですよね」なんて言えないなぁ。

ということで、減量計画を3週間ほど実践してみました。

1.天気がいい日は自転車通勤
2.飲むならお茶かコーヒー、間食しない
3.食事をよく噛んで食べる

この3つを実践したところ、約1.5kgの減量に成功!
そんなに苦にならないので、今のところ順調に実践できてます。

特に3つめの「食事をよく噛んで食べる」は、
意識して実践すると、かなり食べる量が減ったように感じます。
ぜひ、お試しあれ。

さて、忘年会シーズンをどう乗り切るか、それが悩みどころです・・・(苦笑

2007年11月19日月曜日

祝賀会(写真付き)

11月の雪。
今朝は福島でも積雪があったようです。
去年まで札幌に住んでいた私にとっては普通のことに感じられたのですが、
そういえば、東北での11月の積雪は珍しいですね。



この下の記事にもありましたが、
11月17日に 葛西龍樹教授就任 地域・家庭医療部開設祝賀会 が行われました。


数日前に出席者の一覧を見たんですが、出席者の顔ぶれにびっくりしました。

福島医大の各講座教授の先生方、
公立・民間問わず県内の病院長の先生方、
地域医療振興協会の山田隆司先生、
そして佐藤雄平 福島県知事。

葛西教授、そして私たちへの期待を感じました。


会の途中では、佐藤雄平知事を囲んでお話させていただき、
地方の政治における医療の重要性をお聞きしました。


また、ある病院の院長先生は、
福島県自治体病院学会で私が発表したのを聞いていただいたようで、
「先生達のような 家庭医 が、私たちが求めている医師なんです!」
と言っていただいたのも心強かったです。


ということであっという間にパーティは終了しました。
ご出席くださった皆様、ありがとうございました。
今後とも、私たち地域・家庭医療部のメンバーをよろしくお願いいたします。


妹の結婚式が午後にあり、このパーティー開始まで30分しかなく、
タイトなスケジュールで大変だった私でした。
兄弟の結婚式は、自分のともまた違って感慨深かったです。

2007年11月18日日曜日

教授就任祝賀会!

 (昨日は、みんなお疲れ様でした!)
 
 昨日は、14時から通常のFaMReFを行い、
 夕方からは、教授の就任祝賀会がありました。

 FaMReFは自分と山川先生の発表です。
 内容はないよー(
 ・・・・・・・
 発表の内容は、6ヶ月間の内科の研修がちょうど終わったということもあり
 その振り返りということで僕が1時間ほど。
 残りの一時間は、沖縄中部病院から来られた山川先生
 中部病院での診療や教育について話をされました。
  本当に、沖縄の海は素晴らしい!!!!
  あんな所がこの日本にあるなんてなあ~。素晴らしい。
  と、思った写真も含めての発表でした。
  山川先生が非常に気さくな先生で、話しやすく
  アットホームの雰囲気の中での話でした。いい先生だな~


 さて、山川先生とはもっともっと話したかったのですが、
 夕方から家庭医療部の大きな公式のイベントがあり、そちらへ~

 葛西先生が、ボスになられて実は3年度目なのですが、
 紆余曲折の末、昨日就任祝賀会が開かれました!

 会場には、学内からは各科の教授陣が、
        学外からは院長クラスやら、医師会長
       行政からは県知事から町長まで
 医療系、行政関連で影響力をもつ方々が集まっていました。
 なんというか、自分なんていていいのだろうか。

 そして、ボスはやってくれました。僕らをそんな方々の前で紹介すると!
 このブログの題名にもなっている「なぜ、ふくしま?」の回答を題材に
 助教をはじめ、後期研修医みんな一人づつスピーチしたのです。
 いやあ、額に汗、毛細血管は拡張し、肝
      臓は動悸しはじめ、と交感神経の一人相撲でしたね!

 なにはともあれ、無事に祝賀会も終了してほっと一安心です。
 ひさしぶりに、みんな集まって話せたのも良かったし、
          やっぱり同期って良いよね
 教授も、この会にご満悦の様子で何よりでした。

 まあ、ほとんど自分たちは何もできていなかったんですね。
 こういう会の時やイベントのとき、本当に思うのは、
 地域・家庭医療部の大黒柱、言い換えるとすれば
 味噌汁のまさに出汁というべき存在である、
             秘書の千葉さん尽力があるということでしょうか。
 本当に、お疲れ様でした。いつか、ブワーっと飲み会をやりたいですね。 
 









そんな、昨日の夜がもう懐かしく思いながら









救急車の対応を今朝からしているヒロシでした。
 
 










  サトシです・・・・ (違)

2007年11月8日木曜日

病院での家庭医研修

自転車通勤も寒く感じられるようになってきました。
ここは雪が降らず乾いた気候なので、冬になってもできるだけ自転車通勤続けます。
ガソリンも高いしな~

さて、11月から産婦人科研修に入りました。
もちろん、小児科や内科の診療の手伝いも引き続き。
週に1回は小児科外来に出ていたり、
午後の内科急患を引き受けたり。
それと並行して産婦人科の検査やら回診やら。

自分が学ばせてもらう、というのももちろん大事ですが、
病院が私を雇うことのメリット、を何かしら提供しなければと思っているので、
病院の診療体制で手薄になっているところを、私が少しでも補強し、
負荷がかかりすぎるところを、私が少し担えれば、と思うわけです。

そんな仕事ぶり(研修ぶり)を、自治体病院の職員が集まる会で報告させてもらうことになりました。
医師だけでなく、看護師、栄養士、技士、事務などなど、多彩な職種の集まる会です。

その中で、医師の発表演題は ~~の一症例 みたいなものばかりで、私の演題
「自治体病院における家庭医療研修の試み」
はひときわ異彩を放っていました(苦笑

参加者の皆さんに何か伝わるものがあれば・・・と思いながら、
発表原稿を考える当直の夜でした。

2007年10月30日火曜日

久々の・・・

松風(*^_^*)
先週、木曜日のお話ですが・・・
この日は、ちょうど見学の先生が来ていることもあり懇親「も」か・ね・て♡

今月は、とっても大変で、肌が荒れてしまいました(>_<)

でも、この松風に行き、おいしいもの食べて元気もお肌も復活です!
肌には、金目鯛の塩焼きのカマのゼラチンがきいていたのか?

相馬は、松風のおばちゃんに言わせると「寒流と暖流が交わるところでなんでも獲れる」!
昨日は、相馬湾産の天然ウナギのしらこ焼き、マフグのお鍋など満喫!この、相馬湾産天然ウナギのしらこ焼きはほんと絶品!マフグもとってもおいしかった。。。

ちなみに、この時期ふぐっていえば皆さん、「とらふぐ」になるかもしれませんが、ここ相馬は3~6月がトラフグ、カワハギ(フグ科)などの旬でとってもおいしいのです。

他にも、ウニもカニも牡蠣もなんでも獲れます!
やっぱり、海沿いの町はおいしくていいですよね。。。

見学していただいた先生も、「お食事」に関しては、さぞかし満足してくれたでしょう・・・

写真投稿したいのだけど、その仕方分かりません・・・
教えてもらってから近日中に掲載しま~す!!

2007年10月29日月曜日

この地図は??

後輩の結婚式で、札幌に行ってきました(なのでFAMREF欠席しました・・・)。
二人の初対面が私の家の飲み会だった、という事実を初めて知り、
新婦のお父さんに「それじゃ、仲人さんですね!」と言われ、不思議と責任を感じた私です。

それはさておき、
福島県自治体病院医学会、という自治体病院が集まる会があり、
11月にその学術集会があります。

医局長から「演題出してみない?」と言われた時、「あ、はぁ。」と私が言ったため、
現在スライドを作成中であります。

そのために作ってみたこんな地図。



家庭医が世界で活躍している、ということを視覚的に表したいなぁ、と思って、
WONCA(World Organization of National Colleges, Academies and Academic Associations of General Practitioners/Family Physicians)
のwebサイトから、WONCA加盟団体のある国を調べて色を付けてみました。

しめて84の国と地域。
改めて、いろんな国で家庭医療を実践している人たちがいるんだなぁ、と思いました。

日本でも、そしてふくしまでも、認知度を上げていきたいですね。
こつこつアピールアピール♪

2007年10月28日日曜日

帰り道


昨日はおつかれさまでした!!

伝承館の雰囲気はほんとよかったですよね。

管理人のおじさんも良い感じでした。

それに今回のFAMREFはたくさんのお客さんに参加していただいて、いろんな視点からのディスカッションが聞けたように思います。

個人的には「心の旅」とドラッカーさんがヒットでした。


最近はFAMREFの会場が郡山のことが多くて、会津から行くときは磐越道を通るのですが、ここの景色がすごく良いんですよね。

もともと車を運転するのは、下手なくせに好きなんですけど、この道路は通るのがいつも楽しみなのです。

道路の両側に山々が広がっていて、ちょうど山の真ん中の橋を渡っていくような感じ。

って伝わりますかね。。

夏は緑がすごくきれいだし、今の季節はやっぱり紅葉です。

今日は秋晴れだったので、赤とか黄色が鮮やかに見えました☆

写真を撮りたかったけど、運転しながらは無理だし、パーキングエリアからはたいした風景が撮れなそうだったのでやめました。

代わりに、パーキングエリアで売ってた喜多方ラーメンまんをパチリ。

なるとが付いてるんですよー。

でもなんでラーメンを入れたんですかね。

味は、、、機会があれば食べてみてください。

FaMReF イン三春町 → 郡山

 昨夜、三春町の伝承館で恒例のFaMReFを開催しました。
 台風の影響もあり風と雨とで悪天候の中も福島県内外、遠くは広島から参加者がありました。
 
 みんなで畳に座して、行われた今回のFaMReF
 まるで、寺子屋のような雰囲気で和気あいあいとしており、うちの家庭医療部らしい会場だし雰囲気だなあっと勝手に思っちゃいました。

 内容は、
 症例検討(後期研修医 増山由紀子先生)
 シネメディケーション(葛西教授)
 嚥下リハビリテーションについて(済生会横浜市南部病院リハビリテーション科 若林秀隆先生)
 インフルエンザの診断 検査の感度、特異度(田中助教)

 といった内容です。
 今回はこういった雰囲気のせいか、幾分かいつもよりもディスカッションが盛り上がった気がします。
 普段は内科研修でいろいろと勉強させてもらっているのですが、こうやって別の施設での話や家庭医療について時間を取れるこのFaMReFはいつも楽しみです。
 やっぱり、これが自分のしたい勉強だなっと再確認できるのと、進む方向性が同じ仲間とあーだこーだ話せるのが何より面白い!

 懇親会は郡山の韓国京会膳の店で開かれました。
 葛西教授は途中で抜けられましたが、料理も満喫、お酒も入り、楽しく食べさせてもらいました。
 ここの焼き肉おいしかったなあ~~(教授すいません
 
  シメは石焼ビビンバ、か冷麺かの選択方式。僕は石焼ビビンバを選びました!
  香ばしいご飯のおこげがうーん、最高!(器は熱いので気をつけましょう
  でも、冷麺も美味しそうでしたなー

 その後、二次会へ、
 いいお酒を頂かせてもらいました。私は下戸でも、お酒は好きなんです。
  
 二次会が終わったのは、すでに3時頃
 さすがの台風ものん兵衛の僕らに付き合いきれず、どこかへ行ってしまってました。
 雲と雲の合間からのぞく月がきれいでした。

 また、飲みに行きましょう!(違)
 ええっと。またみんなで勉強しましょう!!(正)

 

2007年10月24日水曜日

三春町の防災訓練に出動!









 10月21日に三春町で防災訓練が行われました。



 三春小学校を舞台に、動員数1000名を超すといった大規模なものでした!



 そこで、初療に当たる医師の役としてなんと参加してきました。






 うーむ、やはりたくさんの子供たちに見られていると思うとすごく緊張もしましたねー。



 でも、先日のJPTECJATECの2日間の講習がここでも発揮されました!



 いろいろと勉強しておくものですよね。






 ヘリコプターでの救助活動などもあり、結構ただ見学するだけでも面白いものがありましたね。



 ちかくの開業医の先生方も別の時間帯の救助の時に医師として参加するようで、



 自分が白衣で目立っていたということもあり、声をかけていただけました。



 そして、こないだの患者さんありがとうございました。などという話ができたりして、こうやって、



 地域の先生方ともつながりが持てるようになって支えあえるようになるんだなー。



  ってしみじみ思いましたね。



  



 こうやって、防災訓練に参加する事も地域医療の活動ともいえるなあっと



 開業医の先生方と話をしていたときに思いました。






 とてもいい天気で気持ちの良い日曜日を過ごしたでした!



2007年10月16日火曜日

COMFAM会議

今年もあと3か月。
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、
私たちは来年のことを考え始めています。


日曜日、県内各地から研修医が集まり、
私たち 福島県立医科大学 地域・家庭医療部 の今後の見通し、
来年度の研修サイトをどうするか、ということを話し合いました。

来年度からは、家庭医療センターとして、
フルタイムで家庭医療を行う場所を作っていきたいというビジョンがあります。
そういった見通しをみんなで共有するというのは大事なことだと思います。


そして、研修先についても、
研修希望、各自の家族の事情などを率直に話し、みんなで相談することを
福島医大 地域・家庭医療部の伝統にできたらいいなと思っています。

2007年10月13日土曜日

オンコールと牛すじ

うちの息子は、おっぱいを求めてフギャフギャ泣いております。
そういうときは父親がだっこしても泣きやまないんですよね。
においで分かってるんでしょうか・・・ うん、おっぱいはムリ(ビオレのCM調に)

今日は完全OFFの日だったんですが、
さっき同僚の小児科Drから、
「妻が産気づいたので、オンコール当番変わってくれませんか?
 バックアップも他の先生にお願いしておくので。」
と電話が。
もちろん、喜んで交代させてもらいました。

現在私の病院は、小児科3人+家庭医療研修の私、計4人体制で、
当番を決めて時間外入院・病棟対応をやってます。
もちろん私1人では対応できない可能性があるので、
私が当番の日はバックアップのDrを1人決めておいてくれます。
なので、私も相談しやすく、小児科Drの仕事量も減る、という、
いい関係でやらせてもらってます。

そんなこんなで、今日は出かけられなくなったので、こんな事をやってみました。


牛すじ煮込み。

牛すじ、大根、にんじん、糸こんにゃく、タマネギを、
醤油、酒、みりん、砂糖で煮込んでみました。
調味料の分量はもちろん目分量!
圧力鍋を使って、しっかり15分。

うん、上手くできました!
これでビールは最高だなぁ~・・・でも今日オンコールだった(苦笑

2007年10月12日金曜日

やった!!

 とうとう!やりました!!
 6ヶ月間の目標の一つである上部内視鏡、一人で完遂できました。
 初期研修のころも消化器内科回ってなかったのでなかなか時間がかかりましたが、
 一つ具体的に目標をクリアできたのでよかったよかった。
 へへ

 



 


 ヒロシです・・

2007年10月11日木曜日

朝ラー


こんばんは~!!

ひさしぶりの投稿です。

突然ですが、朝ラーって知ってますか??

今私の住んでいる会津若松市の近くには、云わずと知れたラーメンと蔵の町★喜多方があります。

大学が福島だったので、喜多方へは何回か行ったことがありましたが、ラーメン屋が朝から開いているとは知りませんでした。

朝からラーメンですよ!

しかも喜多方はチャーシューと太いちぢれ麺が売りの、わりとヘビーなラーメンなのに。

この間、私も行ってきました。

朝6時半に会津若松を出発し、喜多方には7時前に到着。

すると、もう開店を待つヒトがちらほら。

さすがに朝7時から開店するのは、数あるラーメン屋の中でも2店舗しかないみたいですが、私が行ったのは肉そばで有名な坂内食堂です。

観光客とかじゃなくて、普通に地元民と思われる方々が普通にラーメンを頼んでいる姿にちょっとカルチャーショックを受けました。

私は、無理やり起こされて、とても眠かったため肉そばは頼めずネギそばにしましたが、それでも完食はできませんでした。

皆さん、ぜひチャレンジしてみてください。

2007年10月8日月曜日

初、医療班

3連休、いかがお過ごしでしょうか。
私は昨日、初めての体験をしてきたので、今日はその話を。


昨日、私の住む市で市民マラソン大会がありました。
2kmの親子マラソン、5km・10kmのウォーキングなどから、10マイル(約16km)まで、
10種類くらいの距離で参加者 約2000名という規模の大会でした。

私はその大会に、医療班の医師として参加してきました。
医療班は他に、保健センターの保健師さん2名、ボランティアの方6名でした。
どんな人が来るのか、想像できなくて緊張していたのですが・・・

いざ始まってみると、擦り傷、走っている途中からの腹痛などが主だったので、
まず休んでもらいながら、話をしたり処置をしたりでした。

走っている途中に喘息発作状態になった方が救護車で運ばれてきて、ちょっと焦りました。
一緒に走っていた方が、手持ちの気管支拡張薬のありかを知っていてくれたので、
急いで持ってきてもらって、事無きを得ました。
他にも、一昨日に熱を出していたのに走った方もいらっしゃいました。
(この方は無事でしたが)
救護車含め、AEDは5台準備されていたようです。
(使う機会はもちろんありませんでした)

こうしてみると、マラソン大会と言っても整形外科的問題だけではなく、
いろいろな可能性がありうるから、それを考えた準備が必要なんですね。

地域との関わりを体験した1日でした。

 町立三春病院の正式名称は三春町立三春病院である! へーへーへー

 

 さあ、何へえ~とれたかな??なんて、あはは。 

 

 それはさておき、この三春町はどこにあるのかというと、郡山から車で約30分程度西に位置する人口1万9千人の町です。 

 三春町の名物といえば、春には福島県全域から来訪者が来る”三春の滝桜”ですかな。 

 基本的には第一次産業で生活している方が多い町です。 


 内科研修の一環のために三春病院で研修していたのですが、やはり自然が豊かですね。 

 医療というのはやはりストレスの掛かる仕事ですが、仕事の合間、もしくは郡山から三春までの通勤の中で日本の四季折々の変化を感じられるのは非常に良かったなあと思いますね。  


 この写真は、ある日夕方の回診を終えて医局で調べ物をし終わってまた病棟に上がるときに どうも窓の外の赤さが目にとまり、ふと廊下から外に出た時のものです。 


 幽玄な夕焼けに僕は久しぶりに感動しました。

2007年10月7日日曜日

前病棟医長の退任の挨拶

 しばらくぶりの投稿です。
 さて、10月から三春にも新しい風が吹き込んできました。
 5月から9月まで、院長、副院長、自分と三人体制で60床の病院を切り盛りしていましたが、
 10月からは同じく後期研修医のDr Ishidaが内科研修の一環として三春へ!

 10月からはDr Ishidaを病棟医長として新4人体制で病棟と外来と対応していきたいと思います。
 
 思えば、5月から9月の間、大変でしたが院長不在、副院長不在という状況がほとんどであるため
 その責任と、経験、知識不足を思い知らされ、逆に延びたと思いました。
 しかも、本当に困難な状況の時は方々に電話して各専門医の先生方と気軽に相談できるというのも強みですね。
 この5ヶ月間での自分のやってきた実績としてはやはりこの8月の決算で町立三春病院も黒字に転じたことでしょうか!!!フフフ

 11月からは自分も星総合病院へ小児科研修でうつりますが、その後はまた3人体制になってしまいます。
 Dr Ishidaの責任の重さが増すわけですが、外来研修や当直といった形でサポートできればと思います。

 だば。
  

2007年10月6日土曜日

新生児蘇生の講習会

もう10月のはずですが、まだ半袖で生活しています。
今年は暖かいんでしょうか、それとも、気候自体が暖かくなっているんでしょうか。

それはさておいて、
今日は、小児科の当番をこなしながらも、新生児蘇生の講習会に参加しました。
福島医大の周産期母子医療センターから講師の先生が来てくださり、
Consensus2005、AHA2005ガイドラインに準拠した内容で、講義・実技練習を行いました。
参加者は医師、看護師、助産師だけでなく、救急隊員、救急救命士も参加されていました。

新生児のうち、100人に1人は積極的な蘇生手技を必要とする、という話を聞いて、
私自身あまり出会うことのない状況だろうと思っていた認識を考え直しました。
もしかしたら、こんな状況に出会うかもしれない。
家庭医として、その時に備えて学んできました。

ガイドラインは数年おきに更新されているので、
やはり情報に触れ続ける生涯学習が必要ですね。
こういう学べる機会がある、というのは大変ありがたいことです。

2007年9月23日日曜日

家庭医の家庭?

9月22日は、地域・家庭医療部の月例カンファレンス FAMREF の日でした。
郡山市の星総合病院で行われたようです。

・・・ようです。 と言うくらいですので、私は参加していません。

なぜなら、、、
出産する妻に付き添っていました。

20日の当直中に破水してドキドキして、
その後もなかなか分娩が進みませんでしたが、無事22日夜に産まれました。
男の子です。

仕事のない日に産まれてくれるなんて、最初から親孝行?な息子です(笑)


家庭医は「家族志向型」のケアを提供しますが、
妊娠、出産という家族ライフサイクルの変化によって、
家族メンバーには新たなストレスが生じます。
それを予測し、前もって対策を考えておくことによって、
スムーズに新しい家族メンバーを受け入れることができます。

そんなことで、今の私の家庭では、嫁さんにストレスがかかることは目に見えています。
嫁さんのお母さんにしばらく来てもらうことにして、
私の両親にもちょくちょく手伝いに来てもらうように頼んでいます。

そして、小児科研修を行っている自分。

家庭医のスキルは、自分の家庭にも役立ちますし、
自分の家庭の変化は、家庭医としての経験にも役立つと思います。


半分プライベート、半分真面目な話、でした。

2007年9月13日木曜日

インターネットTVカンファレンス

私の住む街も秋めいてきました。
研修を始めてからもう半年弱かぁ、と思うと、あっという間に感じられます。

さて、昨日は水曜日恒例のインターネットTVカンファレンスでした。

高速回線で各病院を繋ぎ、テレビに各会場の様子を映しながら、
横にあるパソコンでスライドショーも同時に見られる、というシステムです。

テレビに映る画像は、ワンテンポ遅れてはしまいますが、
それぞれのうなずき、表情などが分かります。
音声も全部同時に話すこともできます(そうするとよく分からなくなりますが…笑)。
なので、ディスカッションや会議も可能です。

カンファレンスの題材は、各研修中に出会った症例を参考にしたプレゼンテーションや、
EBMについて、各病院の専門医からの「家庭医に役立つ」レクチャー、などです。
ちなみに昨日は、私が「EBM ~Diagnosis その1~」と題して、
検査・診断についての論文をどう使うか、という内容でカンファレンスをしました。

もちろん、学び、という面でとても有意義なのですが、
週に一度でも、仲間達の顔を見ることができるという点で、
このカンファレンスに出ると、ちょっとホッとする私です。

2007年9月5日水曜日

サマーフォーラム

もう1週間以上経ってしまいましたが・・・


8月24日から26日にかけて、家庭医療サマーフォーラム in 福島 と題した イベントが行われました。


会場は福島県南会津町。
ホテルのそばはすぐゲレンデ(今は雪がない)で、
すばらしい青空が広がっていました。



葛西教授のイントロダクションから始まり、
ケンブリッジの先生方(リチャード先生、メイリン先生)の
レクチャー・ワークショップや、一戸先生(河北総合病院)の講演、
寿都診療所の中川先生の講演や、田中助教のレクチャーなど、
学びの面はもちろん充実していました。


私は英語が苦手なので、若干不安を感じながら参加していたのですが、
お二人の先生方ともに気を遣って話してくださったこともあるでしょうが、
レクチャー・ワークショップに参加して多くのことを学ぶことができました。
(少しずつがんばります、英語・・・)


それに加えて、トマト狩り、そば打ち、バーベキューと楽しみの面でも充実しており、
初めてあった参加者同士でもうち解け会い、いろいろな話をすることができました。
食べ物も美味しかったですし、何よりも取りたてのトマトは最高でしたね!!
(5個も食べた強者もいらっしゃっいました!!)


夏の週末を有意義に過ごすことができました。








学んでいるところの写真がないですが・・・ちゃんと勉強してましたよ!!

2007年8月13日月曜日

サマーフォーラム 参加者募集中!

暑いですね~
もう夜だというのに、部屋の温度は33℃を示しています!

それはいいとして。


8月24日~26日まで、家庭医療サマーフォーラム in 福島 と題したイベントが行われます。
(詳しくは http://www.fmu.ac.jp/home/anzen/fmuchiiki/jigyo_sf07.html をご覧ください)

場所は南会津地方ですので、暑さから逃れるには最高じゃないかな?
内容も充実しており、家庭医療を学び、実践している日本の先生方はもちろん、
ケンブリッジからも二人の先生を招待します。
英語が苦手な私は若干ビビリ気味ですが・・・できる範囲でとりあえずがんばってみます~

締め切りは17日ですので、参加してみようかな~と思う方はぜひ上記ページから申込を!!
ぜひ楽しみましょう!!
私もおもいっきり楽しみたいと思います。26日は帰ってきて当直ですが・・・(苦笑


それにしても、暑い・・・

2007年8月6日月曜日

家庭医療学夏期セミナー 行ってきました

野田は暑く、熱かった。

8月4日~6日まで、千葉県野田市で開かれた、
「医学生・研修医のための第19回家庭医療学夏期セミナー」へ行ってきました。
http://family-s.umin.ac.jp/


私は昨年に続き、家庭医を特徴づける能力の一つ、
「家族志向型ケア」のワークショップを担当しました。
ロールプレイを通して、患者さんの健康問題について
家族と関わることの意義、重要性を感じてもらえたかと思います。

参加者は高学年の医学生さんが中心でしたが、
低学年の方や研修医もたくさん参加されており、
ワークショップの難易度設定が難しかったです。
アンケートを見ると、おおむね好評だったようでホッとしています。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!!


研修施設のポスターセッションでは、
3人で福島医大 地域・家庭医療部を紹介してきました。
(パンフレットを見て、このブログにアクセスしてくれた方、
 あなたはエライ!!)
サマーフォーラムへたくさん来ていただけるとうれしいし、
今後もイベント告知など、ホームページ(現在作成中)でやっていきますので、ちょくちょくブログをのぞいていただけるとうれしいです。

夜は懇親会。
夏期セミナーは昼も面白いが、夜が面白いです。
200人以上が集まり、大学・病院・地域を越えて新しい友人ができたり、
日本の家庭医療を背負っている先生方とお話ができたりします。
私も、夜中2時3時まで起きてました。
 
そんな充実した3日間を過ごし、先ほど帰宅しました。
 
何よりも、3日間も行かせてくださった、指導医の先生方へ感謝。

2007年8月4日土曜日

WONCA ~1週間経ちました~

 7月23日から7月27日にかけて行われたWONCA in Singapore。
かれこれもう一週間もたっていたのですね。
 WONCAでの刺激的な毎日がすごーく遠い日のような気がします。

福島の家庭医療から出て、日本の家庭医療を見つめるよい機会でした。
 知的好奇心をくすぐられる、数々のシンポジウムやワークショップに
参加できてうれしかったなぁ。英語での会話も得意ではないけど、苦しい楽しい
ものでした。
 近隣アジア各国の、ポスター発表に刺激を受け、いつかは自分も発表したい
一瞬燃えたようなことがあったような・・・。 いいですなぁ。
 
 そして、我が師匠である教授の紹介で、Singapore General Hospitalの家庭医
のところにも訪問してきたのです!
そこで出会った、とってもチャーミングな家庭医のレジデントが印象的でした。
総合病院に家庭医療科が設立されたのは、シンガポールでもめずらしい状況です。
訪問診療をしたいのだけれどまだ出来ていないとか
小児は専門病院にいくことが多く診察することがほとんどないなどの話も聞けました。

 いつか、日本と交換留学したいねと言ってくれて本当にわくわくしてしまいましたよ。

なにはともあれ、いろんな方々のご理解とご協力のおかげで多くを学んだ学会参加でした。
私以外にもふくしまから、総勢5人の研修医が参加しましたが、
この経験を大事にして、日々の研修をがんばれそうな気がしています。


2007年7月27日金曜日

WONCA 留守番組 ・ 衛生学・予防医学カンファレンス

梅雨明けはもう間もなく、みたいですね。
今日は“夏空”が広がっていました。

今週はWONCA@シンガポールのため、教授はじめほとんどが海外出張です。
かく言う私は居残り組なのですが、衛生学のカンファレンスに出てきたので報告を。

後期研修医 兼 大学院生の私、大学院生として勉学にも励まねばならず、
選択科目をいくつか履修しています。

その中で、昨日は衛生学・予防医学講座のカンファレンスに参加してきました。

なんて言うんだろう、一言で示せば  「刺激的」  でした。
楽しい、と思えるカンファレンスに参加させてもらえるのはありがたいですね。

大学院生、大変なことばかりかなぁ、と思っていたのですが、
知的好奇心をくすぐられる場、今までの自分が知らない場へ導いてくれています。

学費払ってるんだから、ちゃんと勉強しなきゃ!!

    と自分に言い聞かせる私。

2007年7月9日月曜日

田沢湖セミナー

当直明けの私です。
アジアカップは引き分けでしたね。


さて、7月7日、8日と私たちFMU-comfamのメンバーは、秋田県の田沢湖病院で行われた、
家庭医療 田沢湖セミナーへ招いていただきました。

教授のレクチャー、私たち後期研修医によるプレゼンテーション、


秋田大学の6年生が5月に福島へ見学に来てくれた時の報告と、充実した内容のセミナーでした。








参加してくれていた1年生が、「家庭医療って楽しそうですね」と言ってくれたのが印象的でした。

今回だけで終わらず、今後もいろいろなつながりを続けていきたいですね。

東北の「家庭医療」を盛り上げていくために。

田沢湖、きれいだったなぁ~

2007年7月6日金曜日

外来指導の風景

今日は金曜日。

現在、助教に私の病院まで来ていただいて、外来指導中です。

とは言っても、この病院の外来は午後休診なので、急に具合の悪くなった方、休診だと知らずに来てしまった方を診ています。
先ほどは鼠径ヘルニアのお子さんが来て、外科へコンサルトしました。
無事に徒手整復完了し、痛みから解放されて眠りながら帰りました。
電話一本でコンサルトに応じてくれるのは、本当にありがたいですね。

その他、発熱、喘息など、数は多くないですがDynamedやUpToDateなどを使いながら、指導いただいてます。

終わった後は感謝の気持ちも込めて、美味しい物を食べにお連れしたいのですが・・・
今日は医局の歓送迎会なので、また後日ということになりました。

2007年6月25日月曜日

日本家庭医療学会

行ってきました、日本家庭医療学会。

知ってる人と顔を合わせるたびに「たくさん入ったんだって?」と言われました。
全国的に見ても、一度に7名の後期研修医が入ったのは見当たらないようです。

今回、私はあまり余裕がなかったので、ワークショップ(WS)は2つしか参加できませんでしたが、
どちらとも有意義な時間を過ごせました。
1つは眼底鏡・耳鏡の使い方、もう1つは在宅ホスピスケアについてのWSでした。

眼底鏡、使えるようになると新しい世界が広がりそうです。
実際、コツをつかむと血管は見えるようになりました。
もう少し訓練が必要ですが、眼底鏡アレルギー(笑)は解消されました。


そして在宅ホスピスケア、尼崎の桜井先生が中心になって作っている小冊子、

『あなたの家に帰ろう』












ぜひ、一度読んでみてください。

これ以外にもいろいろ充実していたのですが、それはまた今度。

2007年6月18日月曜日

小児科学会地方会

きれいな青空を診察室の窓から見ることができます。
まだ梅雨入りしないんですね。

さて、きのうは小児科学会の地方会に行ってきました。
大学時代の同級生たちに久しぶりに会い、「何やってるの?」という質問に何度も答えました(苦笑
地域・家庭医療部でも、私のほかに2名参加して、1人はなんと発表まで!
まだ研修開始から2ヶ月も経っていないというのに・・・スゴイ。

かくいう私も、質問を1回させてもらい、「地域・家庭医療部」と自己紹介してアピールしてきました。
こつこつと存在感をアピール、大事かなと思ってます。

2007年6月10日日曜日

こどもとの関わり方

小児科研修も2ヶ月目。
病棟の看護師さんたちには迷惑をかけてますが、それなりに役立てるようになってきた私です。
検査で怖がらせてしまった女の子との関係をどうやって修復しようか、考えてます。

初当直では、小児科中心に患者さんが20数名。
全館で一人の当直医なので、来た方はとりあえず自分で診なきゃいけない。
肩が痛くて動かせない方、日本語がほとんど分からない外国の方も。

緊張しぃの私としては、明日の当直を思うと胃が痛い・・・

追伸:今のところリバンウンドせず、4月から -3kgです (^^)v

2007年5月29日火曜日

レジナビフェア

5月27日はパシフィコ横浜に行ってきました。

「民間医局」主催のレジナビフェア、要するに就職説明会(3年目以降の後期研修医向け)ですね。
福島県立医科大学のブースと、福島県のブース2カ所に分かれてアピールしてきました。
8月のサマーフォーラムや、各月のFaMReFへ来てもらえるようにお話ししてきましたよ。
割と参加した初期研修医が少なかった印象もありましたが・・・

役目を果たし、みなとみらいを素通りし、観覧車を横目に見て、日帰りで帰ってきた私でした。



(何とかおみやげの肉まんは手に入れた)

2007年5月18日金曜日

金曜日♪

こんばんは。
ハナ金です!
社会人になって、金曜日のありがたみというのを痛切に感じます。
うちの病院は一応完全週休2日制なので、この解放感はなんとも言えません。
勢いあまってパッチギをみてしまいました。
2も明日から公開されるそうですが、役者さんが違うみたいでどうなのかなー。

そんなことより明日はFaMReFです。
ひさしぶりにみんなに会えるの、楽しみにしてまーす!

2007年5月13日日曜日

医局長の一日

 とある歓迎会の時に





 
 病院長と院長、副院長、医局長(僕)の三強の話題で盛り上がりました






 でも







 医局長から病棟医長へ役職名が変わりました。









 そして、病棟(約30名入院、一日2,3名入院)の








 最後の砦は僕であることがこの一週間でわかりました。








 ヒロシです

2007年5月7日月曜日

GW その2

GWの過ごし方ですか・・

休みの日は赤ちゃん用品を物色してきました。
そういう店に行くとすごいですね。周りは妊婦orこども連ればかり。(当たり前ですが)
売っているものもかわいいものばかりで、衝動買いしないよう我慢して帰ってきた我々夫婦でした。


4日は小児科日直見習い、ということで出勤したら、
本当の日直の先生から「後ろで見てるから、先生全部診ていいよ」とありがたいお言葉。

診療を始めたとたん、生まれて3週間やら1ヶ月やらの赤ちゃんが登場。
その後は、インフルエンザ、咽頭結膜熱、手足口病、川崎病疑い、などなど。
総勢50人くらい。

指導の先生には最初から最後までマンツーマンで付いていただき、大変貴重な経験になりました。


翌朝、のどに違和感を感じたのは小児科の洗礼でしょうか(苦笑

2007年5月6日日曜日

GW

みなさんGWどう過ごしましたか?

私は勤務は連休明けでいいよ~なんて話だったのですが、とりあえず1日に勤務先へ。
手続きもろもろ終わり、あとは指導医の先生に挨拶して・・・と思っていました。
連休前半に入院の方が続いたということで、早速病棟へ行くことになりました。

久しぶりに白衣を着て、病室へ。ちょっと緊張。
担当になった患者さんのところへあいさつ&診察をしに行きました。
患者さんといろいろ話するのがとっても楽しく、元気をいただくような感じでした。
こんなに楽しかったっけ?と思ってしまう程でした。
1ヶ月のオリエンテーションを経て新たな発見です。
診療については診断は?治療は?と悩むことが多いですが、研修がんばれそうだなぁと思いました。

明日は初外来です。家庭医療マニュアル片手にがんばってみます。
ではまた。

P.S. 別居の夫と早速Skypeを使ってみました。思っていたよりスムーズにやり取りできました。
    話すときに顔が見えるのはいいですね。
    部屋の状況も見えてしまうのでとりあえず見えるところは片付けようと思いました。

2007年5月2日水曜日

初、テレビ会議

研修開始2日目です。
小児科研修を開始し、こどもたちに癒されてます~
病院・業務に慣れるまでは時間がかかりそうですが。


さて、今日は水曜日。18時からはインターネットテレビ会議の時間です。
福島医大 地域・家庭医療部のスタッフルームと各病院がインターネットで繋がります。
テレビには4か所すべての様子が映り、連動したパソコンではスライドも表示できます。

今日はEBMのレクチャーでした。
骨粗鬆症についてのACP Journal Clubの記事を参考にして、EBMの5つのステップを復習しました。


テレビの中でですが、仲間たちの顔を見たらなぜかホッとしたかんけでした。


そうそう、2期生の皆さん、「なぜ、ふくしま?」の答え書いていきましょうね~

2007年5月1日火曜日

初日☆

みなさん、各病院での初日はどうでしたか??
私は、記念すべき第1日目はゆるく終わりました~。
午前中は、葛西先生と初期研修医のヒトと一緒に初診外来を診て、午後は病棟。午前中に自分が入院させた患者さんについてじっくりのんびり勉強してました。
キャラバンで挨拶に来たとはいえ、やっぱり初めて働く病院なので緊張してましたが、朝、医局で葛西先生の顔を見たら、別に懐かしくなるほど久しぶりでもないのに、なんとなくほっとしてしまいました。
そういえば、外来のときに葛西先生が、みんなテイラー先生の家庭医療学実践マニュアルを持って旅だったことを聞いて少し寂しそうにしてました。
えへ。いいですよね、必要なんだもの。

それでは、また!

2007年4月27日金曜日

オリエンテーション最終日

2期生のオリエンテーションも最終日を迎えました。


1ヶ月のオリエンテーション、と最初に聞いたときは、長いなぁと思っていたのですが・・・

家庭医療の核となる部分をじっくり学び、最後のプレゼンテーションで自ら考えることができました。


オリエンテーション最後ということで、教授にこの写真をプレゼントしました。



家庭医への第一歩を踏み出します。

2007年4月26日木曜日

Administrative Professionals Day


 昨日は秘書の日ということで、いつもお世話になっている秘書の千葉さん後期研修のみんなでケーキ(レパコのイチゴタルト)をプレゼントしました。教授からは花束が(結構大きい)

  * 秘書の日は、アメリカが起源のようです。
     1952年にアメリカの秘書協会が4月第4週を秘書習慣と定めて
     その週の水曜日を秘書の日としたのが始まりとのこと。
     もともとはSecretaries Dayという名称だったそうなんですが、
     2000年にAdministrative Professionals Dayと名称を変えて
     対象をオフィスで働く人に広げているようです。
     海外でも特にアメリカでは一般的のようで、上司が部下に
     ちょっとしたプレゼントをするようです。
    
   
 夜は、教授宅にみんな(秘書の千葉さん、後期研修医2期生、総務部の方々)招待されて教授お手製の餃子が!
 いろんな種類の餃子が出てきました。焼き餃子水餃子牛タン餃子えび餃子カレー餃子しいたけやねぎ白ゴマの入った餃子豆板醤の入ったピリッとした餃子の全7種類!
 すべて教授のお手製というから、みんな驚き!そして、おいしいことにさらい驚き!
 教授は「まあ、もし教授辞めたら餃子屋でも・・・」
 な、何を何を言っておられるのか・・・・(><;)/「食べに行きます!」て、おいっ!
 ケーキも美味しくいただきました。トチオトメのイチゴはどれも熟れていて甘かった。
 〆は、水餃子を煮た鍋に喜多方ラーメンを投入!
 煮えたラーメンをゴマダレラー油につけて食べましたが、これまた美味しい。
 昨日は非常に満足な晩餐でした。
 
 
 

2007年4月20日金曜日

相馬と北福島医療センターへ

 昨日は公立相馬総合病院北福島医療センターに見学に行ってきました。
 浜通りはやはり気候が違いますね。公立相馬総合病院熊院長先生も、同じ福島でも雪は積もらないね^^とコメント。
 時間がなくて、あわただしく病院内を見学させていただきました。
 かんけ先生が来月からお世話になる小児科の先生ともご対面。やさしそうな先生方でした。

 お昼ごはんは、相馬市内のきぶんというお店で御寿司をいただきました。
 相馬市には港も近くにあるため、新鮮な魚介類が一年を通して食べられるとのこと、特に青菜の名産であるそうです。御寿司も鮮度もよく、脂ものっていておいしかったです。

 お昼ごはん、病院見学の後は北福島へ
 保原中央クリニック北福島医療センターを見学させていただきました。
 佐藤理事長自ら出迎えていただき、恐縮の限りです。わざわざ、この訪問にあわせて時間調整をしていただいたとか。(本当にありがとうございます)
 いろいろと、施設を見学させていただいたのですが、特筆すべきは(異論もありましょうが)画像センター手術室です。最新鋭の画像機器がそろっており、ハードだけでなくそれらを処理する医師、技師さんもそろっていました。
 手術室は広々と開放感があり、患者さんがベットで行き来しても余りあるくらいの広さですね。手術室内も非常に広く、いろんな手術でモニター類が多くなっても十分に対応できる広さでした。
 
 こんなところで、手術受けたいなーと思ったしだいです。
 また、何かの折にはそれぞれの施設へ伺いたいと思います。

 

2007年4月14日土曜日

キャラバン

3日間かけて、全員で県内の病院めぐり中です。
地域・家庭医療部の後期研修に協力してくれる病院へごあいさつし、
院内見学・事務打ち合わせを続けてます。

ルート:磐梯町~会津若松市~南会津町~郡山市~三春町~郡山市 を1泊2日で。
車移動だったので、福島県の広さを改めて実感しました。
たくさんの病院・先生方が、私たちの研修に賛同・協力してくれる、というのは心強いです。
それぞれの病院で得たものを、研修医同士でshareできるようにしたいですね。


昨日の夜は郡山駅前で夕食。
とても楽しいおばちゃん(女将さん)の居酒屋でした。「黒潮」
海の幸がすごく新鮮(いけすが!)、メヒカリは今まで見たものの中で1番大きかった!
じゅうねん(エゴマ)味噌が添えられた手作り豆腐、もおいしかったな。

今日はこれから、田村市の都路診療所へ向かいます。

2007年4月10日火曜日

初体験♪

ブログができたので書いてみることにしました。ブログデビューです(^0^)/
作ってくれたかんけ先生ありがとうございました。
ちょこちょこあったことを書いていくと、いい記録になると思うので積極的に参加していきたいなぁと思ってます。みんなで盛り上げていきましょうね。

今日はたくさんのシュミレーターと戯れました。いろんなものがあるんですね。
いろいろ実際経験してみるのは面白いけど、準備とか内容については吟味の必要性を感じました。
みなさまお疲れ様でした。私はなんだか予想以上に疲れました。

先月は上気道炎、胃腸炎、インフルエンザAにかかりました。
部活とかで鍛えた体力も2年間の研修でゼロに近づいて締まったような気がします。
バリバリ仕事するための体力作りの必要性を感じている今日この頃です。

こんな感じで・・・

思い立ったらすぐやってみる、だめならまたその時考える、
という行動パターンもいいかな、と思う私、かんけです。

今日は、2期生6人+指導医で、シミュレータ体験。
高齢者体験キット、妊婦体験キットから、関節注射シミュレータ、中心静脈カテシミュレータなどなど。
まだ開けてないキットもあるのだから・・・いくらしたんだろう。

昼には、県内の病院を繋いだテレビ会議。
一人ぽつんと画面にいたナオミさんがかわいらしく見えた。