2007年12月11日火曜日

大学院特別講義

今日は小児科外来。
ここでは、まだインフルエンザの流行は来てないようです。
皆さんの土地ではいかがでしょうか?

さて、地域・家庭医療部に滞在してくださっているJenny先生ですが、
昨日は大学院の特別講義として「心不全の診断」と題してLectureをしてくださいました。
私も大学院生なので、午後から時間をもらい、福島医大まで行ってきました。

内容としては、医師が診断するまでの課程での検査の役割、
新しい検査が出たときの信頼性についての考察、研究方法、
実例として、心不全におけるBNPの診断特性について、でした。

勉強不足で、BNPが心不全の診断を除外するのに有用であること、
心不全の予後予測にも有用であることを知り、大変勉強になりました。

ちなみに、Jenny先生のクリニックでは約1日でBNPの結果が届くそうで、
オーストラリアの救急外来では、数十分で結果が分かるようになっているようです。
日本では結果が届くまで2-3日かかるんです、と言ったらびっくりされました。

ということで、大変勉強になった講義でした。
明日はTVカンファレンスでEBMについてお話しいただく予定です。


一つ失敗。
カメラを忘れて、写真を撮れなかったこと。

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