私は昨日、初めての体験をしてきたので、今日はその話を。
昨日、私の住む市で市民マラソン大会がありました。
2kmの親子マラソン、5km・10kmのウォーキングなどから、10マイル(約16km)まで、
10種類くらいの距離で参加者 約2000名という規模の大会でした。
私はその大会に、医療班の医師として参加してきました。
医療班は他に、保健センターの保健師さん2名、ボランティアの方6名でした。
どんな人が来るのか、想像できなくて緊張していたのですが・・・
いざ始まってみると、擦り傷、走っている途中からの腹痛などが主だったので、
まず休んでもらいながら、話をしたり処置をしたりでした。
走っている途中に喘息発作状態になった方が救護車で運ばれてきて、ちょっと焦りました。
一緒に走っていた方が、手持ちの気管支拡張薬のありかを知っていてくれたので、
急いで持ってきてもらって、事無きを得ました。
他にも、一昨日に熱を出していたのに走った方もいらっしゃいました。
(この方は無事でしたが)
救護車含め、AEDは5台準備されていたようです。
(使う機会はもちろんありませんでした)
こうしてみると、マラソン大会と言っても整形外科的問題だけではなく、
いろいろな可能性がありうるから、それを考えた準備が必要なんですね。
地域との関わりを体験した1日でした。
1 件のコメント:
救護班お疲れ様でした、Dr Kanke。
僕も、初夏にあるさくら湖マラソンの救護班で参加していたんですよ。
でも、先生ほど活躍する場はなくて、
こけて膝をすりむいたお子さんや、入賞したお子さんがどうも気持ち悪くなったとかそういった方の対応が少々。
マラソン前のメディカルチェックでは、ほとんどの人は正常血圧。
むしろ、三春汁を作ってる町の方の方が・・・血圧高そうだなーと思っていたり。。でも三春汁は美味しかったです(?)
AEDももちろん持って行きましたが、出番がなくてなによりでした。
最初は、救護班なんてどんな応急処置すればいいのって??って結構ドキドキしていたんですが、なんとかなるものですよね、ハハハ。
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