お盆になり、ようやっと夏らしい日差し、暑さがやってきた伊達市です。
この夏は台風や地震などの天災が多いですね。
被害を受けた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。
さて、家庭医療、夏、と言ったらこのイベントは外せません。
「医学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー」
今年で第21回を迎えたこのセミナー。
昔は参加者よりも講師のほうが多かった時代もあったそうですが・・・
最近は毎年百数十人が参加する大きなセミナーになりました。
何よりも、有志の学生の皆さんが運営をしているというところがすごいし、すばらしいですね。
さて、我々福島医大地域・家庭医療部のメンバーがらみでは、
「どうやって家族へ関わるか ~ロールプレイで学ぶ家族志向型ケア~」
「患者さんと話したくなる 診療コミュニケーションはじめの一歩」
の2つのセッションで講師を務めました。
どちらも、家庭医療のコアである患者中心の医療を実践するにあたって、
とても重要なコンポーネントであると私は考えています。
「家族志向型ケア」は、奈義ファミリークリニック、医療生協家庭医療学レジデンシー・東京、
そして亀田ファミリークリニック館山卒業生、そして福島医大の私、という、
何ともバラエティに富んだ4人組でのセッションでした。
参加者としてこのセミナーに参加したのがきっかけで仲良くなった4人なんですね、これ。
こんな仲間と一緒に学べるのは、うれしいことです。
そして今年新ネタの「診療コミュニケーション」。
こちらは福島医大地域・家庭医療部の後期研修医でコーディネートしました。
学生時代、研修医時代、自分たちがどんなことに困っただろうか。
そんなことを思い出しながら企画したセッションでした。
コミュニケーションは難しいかもしれないけれど、その難しさを分かった上で、
自分の個性を生かしながら、ちょっとしたコツをつかうといいよ、
ということが伝わったらいいな、と私は思っていました。
参加者は若い学年の医学生から初期研修医の皆さんが中心で、
家庭医らしさ、家庭医の考え方というものに触れてもらえたかな、と思っています。
私たちは後期研修医、というまだ修練途中の身ではありますが、
家庭医療の面白さ、奥深さ、楽しさを若い皆さんに伝えることも、
重要な役割であると思っています。
実際、ロールプレイでしどろもどろだった学生さんが、
セッションの中で学び、どんどん身につけていく様子を見せてもらい、
私たちもうれしく、楽しくセッションをやらせてもらえました。
こういったセミナーでなくても、知り合いを集めて勉強してみたい、
セミナーには出られなかったけど、セッションを開いてほしい、などのご要望があれば、
ぜひ出張勉強会などもやってみたいな、と思っています。
(学生さん、気軽にリクエストお待ちしています!!)
ということで、やっぱり夏期セミナーに行ってエネルギーをもらって帰ってきた私でした。
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