毎年後期研修医1年生は、葛西先生の計らいで海外研修の機会を与えられます。そこで、今年は10月6日から13日までの8日間、イギリスとオランダに行って来たので報告したいと思います。(内容は10月23日のFaMReFでもお話したものです。)
診療所の医師はGP(General Practitioner)が8人、後期研修医が2人、初期研修医が1人という構成でした。
外来診療に関してまず感じたのは、患者さんと医師の双方がとてもリラックスしているということでした。そして大きな違いとして、日本に比べ医師が患者さんをしっかり見て話し、病歴や患者さんの気持ちを聴くことに十分時間を費やすことで、家庭医としての能力を存分に発揮できていると感じました。日本ではどうしても時間に追われカルテを見ながらの問診となり、5分診療もよくある話です。
空いた時間には、澤先生と日本の医療の将来について熱く語り合いました。政治も絡めた話にまで発展し、なかなか刺激的でとても楽しかったです。また、英国の後期研修制度に関しても多々学ぶこともありましたが、来月20日のFaMReFにその澤先生が来日するので、そこで詳しく学んで欲しいと思います。自分の学習に対してきちんとフィードバックしてくれる、大変ですが魅力的な内容でした。
見学終了後は、Clive先生とJane先生にタイ料理(イギリス料理でなく、、)を御馳走になりました。僕のたどたどしい英語にゆっくり丁寧に合わせて頂き、とても感謝感激でした。
その後ロンドンでの観光を終え、次はユーロスターでオランダへ・・・
という所で、次回の報告をお楽しみに!!
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