2008年10月19日日曜日

FaMReF @ 南会津

紅葉がきれいな季節になりました。



今回、FaMReFに行く途中、新しく開通した甲子道路(かしどうろ)を通りました。
福島県には四季折々のいいところがあります。

さて、そのFaMReF(月例の研修医勉強会)ですが、
今回は南会津町の県立南会津病院を会場に行われました。

Case of the Month は医師-患者コミュニケーションの話題と、高血圧の話題でした。

私たち家庭医にとって、医師-患者コミュニケーションはとても重要です。
最近、Monster Patientという言葉がありますが、その人々はすべて本当にMonsterなのでしょうか?
私たち医療従事者が、彼らを Monster にしてしまうケースもあるのではないでしょうか?

もう一つは、初めて高血圧を指摘された方に、どの程度二次性高血圧を除外する検査をするか?
という、家庭医の日常診療に即した話題提供でした。
二次性高血圧には様々な理由がありますが、それをすべて除外するという検査は、
診療所では完結できません。
しかし、高血圧の患者さんはたくさんいらっしゃいます。
では、私たちはどうするべきか?
とても有用なディスカッションでした。

そして、今月オーストラリアに行ってきたメンバーの視察報告がありました。
今回はアジア太平洋WONCAへの参加、BOND大学の視察など、それぞれの目線での
報告がありました。

最後はCinemeducation、今回は「ジョーブラックをよろしく」でした。

一ヶ月に1回、メンバーと会っていろいろな話をできる。
すごく有意義な時間だと思っています。

来月は11月15日、郡山での開催になりそうです。
見学など大歓迎です。希望の方、地域・家庭医療部ホームページから、ぜひご連絡ください。

0 件のコメント: