2007年10月6日土曜日

新生児蘇生の講習会

もう10月のはずですが、まだ半袖で生活しています。
今年は暖かいんでしょうか、それとも、気候自体が暖かくなっているんでしょうか。

それはさておいて、
今日は、小児科の当番をこなしながらも、新生児蘇生の講習会に参加しました。
福島医大の周産期母子医療センターから講師の先生が来てくださり、
Consensus2005、AHA2005ガイドラインに準拠した内容で、講義・実技練習を行いました。
参加者は医師、看護師、助産師だけでなく、救急隊員、救急救命士も参加されていました。

新生児のうち、100人に1人は積極的な蘇生手技を必要とする、という話を聞いて、
私自身あまり出会うことのない状況だろうと思っていた認識を考え直しました。
もしかしたら、こんな状況に出会うかもしれない。
家庭医として、その時に備えて学んできました。

ガイドラインは数年おきに更新されているので、
やはり情報に触れ続ける生涯学習が必要ですね。
こういう学べる機会がある、というのは大変ありがたいことです。

1 件のコメント:

Yanagi さんのコメント...

Dr Kanke。
講習会、お疲れ様でした。
100人に1人は積極的な蘇生手技が必要というのは知りませんでした。
家庭医としてこのPALSがどこまで必要があるかはわかりませんが。
でも、南会津など産科医療の資源の乏しい地域のことを考えると、産婦人科の先生や小児科の先生だけがこういった手が動かないといけない知識を持っていても不十分だろうなと思いますよね。
福島でもこういった講習が今後も行われていくことに協力していきたいですね。